納豆業界、逆風克服へ カレー味など相次ぎ投入
原材料である大豆の高騰や、原油高の影響などで納豆に逆風が吹いている。事態を打開しようと、業界は黒酢やカレー、キムチ味など個性的な味付けの納豆を相次いで発売。ご飯と変わらない柔らかい触感が特徴のものや、美容効果を狙ったコラーゲン入り商品など、新たな層を取り込む動きも活発だ。業界の新たな動きを追った。
■納豆に吹く逆風
総務省の家計調査によると、1世帯あたりの納豆消費金額は戦後右肩上がりで増え続けていたが、平成14年の4172円(近畿は2977円)をピークに頭打ち。18年度は1世帯あたり3847円(同2674円)にまで落ち込んだ。
要因として「ねばねばした食感は売れにくい」とされる猛暑が続いたことや、昨年発覚した関西テレビ放送の情報番組「発掘!あるある大辞典II」での納豆ダイエットデータ捏造(ねつぞう)問題も少なからず影響したとみられる。業界関係者は「捏造問題以降、納豆の健康への良さをマスコミが取り上げることが減った」と嘆く。


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